History
新ロマン派の沿革
結 成 1945年(昭和20年)12月22日 新浪漫派美術協会結成 事務所/旭川市 山口信太郎 方
創立発会式 1946年(昭和21年)2月11日 敗戦直後の虚脱状態,社会情勢の混乱の中から自由な芸術活動を求めて,新浪漫派美術協会の発会式を,下記の18名同人でおこなった。
飯田 朋・泉 秀雄・市村東市・梅 祐男・岡村芳男・北島吉光・情野宮一・武田範芳・谷口広志・野川 睦・山口健智・山口信太郎・平野敬一・森岡貞雄(旭川)。伊藤健太郎(北見)。笠原康正(留萌)。佐々木栄松(釧路)。与志崎 朗(深川)。
第1回展( 同年6月 )旭川丸勝百貨店にて開催 出品者16名・出品数35点 (第60回展まで毎年開催)
そのほかに小品展,ならびに地方巡回展を開催(留萌市)~以後 増毛・下川・士別・富良野・稚内・留萌等で開催。
引揚者戦災援護デッサン展(1947年・昭和22年)
第2~4回展(1947~49年・昭和22~24年)丸井今井旭川百貨店と旭川丸勝百貨店の2会場同時開催
第4回展より公募展となる。(出品者47名・作品数91点) 名称を『新ロマン派美術協会』に改称する。
第5回展(1950年・昭和25年)より 工芸部門を設置。工芸会員 板東陶光・前原松夫(出品者57名・出品数84点)この回より丸井今井旭川支店にて開催。
第6回展(1951年・昭和26年)より 彫塑部門を設置。(出品者65名・出品数110点)
第10回展(1955年・昭和30年)(出品者66名・出品数71点) 会員33名・会友16名
第15回展(1960年・昭和35年)15回記念賞を設定 出品数111点
第21回展(1966年・昭和41年)(出品者99名・出品数111点) 会員57名・会友23名
第22回展(1967年・昭和42年)梅鳳堂画廊及び冨貴堂画廊にて会員・会友・受賞者のみの作品展開催
第25回展(1970年・昭和45年)より まるせんデパートにて開催, 25回記念賞を設定 出品数71点
第30回展(1975年・昭和50年)より 旭川市民文化会館にて開催, (出品者161名・出品数179点) 会員79名・会友28名
30回展記念賞を設定 出品数179点
第32回展(1977年・昭和52年) 稚内市にて移動展開催
第34~40回展(1979年・昭和54年~1985年・昭和60年) 大雪画廊にて大雪画廊賞展を開催
第34回展(1979年・昭和54年) 西武旭川デパートにて第1回会員・会友春季展を開催
以後第54回展(1999年・平成11年)まで21回開催
第35回展(1980年・昭和55年)35回展記念大賞を設定 出品数199点
第40回展(1985年・昭和60年)40回展記念大賞を設定 出品数197点, 会員99名・会友44名
第50回記念会員・会友展(1995年・平成7年4月) 道立旭川美術館にて開催,出品数131点
第50回記念展( 同年9月 )50回記念大賞を設定 出品数207点, 会員110名・会友27名
第50回記念小品展( 同年同月 )会員・会友・受賞者によりギャラリールル及び北画廊にて開催
第55回記念会員・会友展(2000年・平成12年5月) 道立旭川美術館にて開催,出品数137点
第55回展( 同年10月 )55回記念大賞を設定 出品数195点
第59回展(2004年・平成16年)(出品者144名・出 品数144点) 会員105名/会友27名
第60回記念会員・会友展(2005年・平成17年7月)道立旭川美術館にて開催,出品数115点
第60回記念展( 同年9月 )60回記念大賞を設定 出品数142点 会員105名/会友25名
第61回展(2006年9月29日〜10月5日)旭川市民文化会館にて開催 出品数140点(遺作1点含む)
第62回展(2007年9月28日〜10月4日)旭川市民文化会館にて開催 出品数142点(遺作2点含む)
第63回展(2008年10月1日〜7日)旭川市民文化会館にて開催 出品数140点
第64回展(2009年・平成21年9月10日〜16日)旭川市民文化会館にて開催
第65回記念会員・会友展(2010年・平成22年4月)道立旭川美術館にて開催,出品数109点,深川移動展(アートホール東州館)開催
第65回記念展(同年10月)第65回記念大賞を設定 出品数136点 会員75名/会友14名
第66回展(2011年10月1日〜10月9日)旭川市民文化会館にて開催 出品数139点
第67回展(2012年9月29日〜10月7日)旭川市民文化会館にて開催 出品数139点
第68回展(2013年10月1日〜10月7日)旭川市民文化会館にて開催 出品数130点
第69回展(2014年9月9日~9月16日)旭川市民文化会館にて開催 出品数136点
第70回記念展(2015年9月29日~10月5日)旭川市民文化会館にて開催 出品数134点
第70回記念会員・会友展(2016年2月)道立旭川美術館にて開催、出品数105点、深川移動展をアートホール東洲館にて開催
第71回展(2016年9月27日〜10月13日)旭川市民文化会館にて開催 出品数135点
第72回展(2017年9月28日〜10月6日)旭川市民文化会館にて開催 出品数131点
第73回展(2018年10月6日〜10月14日)旭川市民文化会館にて開催 出品数128点
第74回展(2019年9月27日〜10月4日)旭川市民文化会館にて開催 出品数120点
第75回記念展 新型コロナウイルス感染防止のため事業中止
第75回記念会員・会友展 新型コロナウイルス感染防止のため事業中止
第76回展(2021年10月5日〜10月11日)旭川市民文化会館にて開催 出品数109点
会員・会友の作品傾向と在住地など
1)作品傾向①絵画部門は油彩と共に水彩が充実し、内容も作風に偏りがなくバラエテイーに富んでいるのが大きな特徴。
②工芸部門は陶芸が大半を占めるが、他に七宝・染織・ガラス工芸の出品もあり多彩な作品が並ぶ。
③彫刻部門は少数派ではあるが、力作が肩を並べる。
2)会員会友…旭川市内と東川など近郊在住者や富良野・美瑛在住者が多くを占めるが、留萌・増毛・羽幌・美深・名寄・士別・稚内の道北、深川・滝川・芦別・美唄・岩見沢の空知、江別・札幌・苫小牧の道央の各地方に加え東京・横浜など本州方面にも点在し、広範な地域で創作活動を行い、絵画・工芸・彫刻分野での指導推進者として 地域の美術文化向上の一役を担っている。
3)事務局‥ 富田 忠征 方